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外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談⑬水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗り

こんにちはTANAKAです。前回お伝えした1階部分養生&水切下塗りにひき続き、今回は1階水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗りが行われました。

前回の作業は、こんな感じで終了。

前回の作業

ちょうど中央に見えるグレー色部分が「水切り」という外壁パーツで、下塗り後はこんな色になりました。

この水切りという外壁パーツは鉄素材でできているためとても錆びやすく、リフォーム後20年以上が経過している我が家はもちろん錆びをはじめ劣化がひどかったです。

この水切り部分の仕上げ塗りを行ったあと、さらに1階外壁の一部下塗り作業になります。

6月20日:水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗り

6月20日:水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗り

今日はめずらしく晴天の予報で、ずっと続いていた雨とは無縁の穏やかな気候となりました。

朝早くから塗装職人さん1人がやってきて、いつも通りの元気な挨拶とともに本日の工程スタート。外壁塗装って職人さん1人でずっと作業を行うものなんですね。

今回の作業工程は、油性塗料によるシンナー系中心の臭い。すでに2階の外壁塗装で下塗りをするとき、同じ溶剤を使っていたのでその強烈なシンナー系の臭いは覚悟済みです。

参考まで➝外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談⑩2階外壁&軒天下塗り

ということで、まずは前回下塗りを行った「水切り部分」の仕上げ塗装。

水切り部分」の仕上げ塗装

塗装職人さんが塗っている様子を撮影できなかったので、完成後の様子になります。

水切り部分」の仕上げ塗装

この部分なんかはツヤッツヤの感じがよくわかって、いかにも塗装直後という光り方をしています。

水切り部分」の仕上げ塗装

実際に目で見ると黒々しい色合いですが、写真にすると光の関係でややグレーっぽく見えてしまいます。

前回の下塗り工程ではグレー色となっていた水切り部分も、今回の仕上げ塗装によって黒色になりました。

水切り部分の下塗り後と、仕上げ塗装後の変化はこんな感じ。

水切り部分の下塗りと、仕上げ塗装の変化

家の下のほうに装着されているパーツなのであまり目立ちませんが、いざ新しく塗装されてみると「めっちゃ黒っ!」という感じで家全体が引き締まって見えるものです。

そして水切り部分の塗装がすべて終了すると、その上の外壁塗装に向けてこんなマスキングが行われました。

水切り部分のマスキング

けっこうピッタリとマスキングが行われ、職人さんの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。

でも塗装職人さんってただ外壁を塗る作業だけではなく、こうしてマスキングなどさまざまな工程もこなされるので本当にすごいノウハウを持っているとつくずく感心してしまいます。

ということで、水切り部分の仕上げ塗装まで完成。

さらにこのあと1階外壁の「下塗り」が行われましたが、全面ではなく一部だけに塗られました。

1階外壁の下塗り

2階部分はまず軒天塗装が行われたあと外壁塗装の下塗り工程へと進みましたが、どうやら1階部分はまた少し違った作業工程で進んでいくようです。こう見ると、軒天塗装と外壁下塗りはどっちが先でも良さそうですね。

それにしてもカッサカサだった20年以上放置の外壁も、下塗り(シーラー塗装)だけでツヤツヤのピカピカ。

1階外壁の下塗り

この下塗りの時点で、すでに新品の外壁になったような気がします。

これまでは「雨を全て吸収します!」という感じの艶もなにもない外壁でしたが、下塗りを行うだけで「雨水をすべて弾きます!」という感じに生まれ変わります。

私の個人的な感覚でいえば、この下塗り(クリア塗装)だけで十分に満足なんですが。とはいえ、さらに色のついた中塗り&上塗りをすることでより強力な撥水性能を装備できるのは確実です。

1階外壁の下塗り

ただ今回はすべての外壁にしたぶりが施されたわけではなく、一面に塗ってある部分や上半分だけなどさまざま。

この写真ではちょうど半分ずつ下塗りの行われた1階外壁を写していますが、施工前と下塗り後の違いがハッキリと分かるかと思います。古い外壁のカッサカサと新しい外壁のツヤッツヤがわかり、下塗り(クリア塗装)のパワーがもつ凄さをつくずくと感じます。

ただ外壁の下塗り作業では、かなりシンナー系の「強い臭い」に耐えることになります。いわゆるラッカースプレーのような臭いというか、とにかく鼻を突くようなツンッとした臭いがけっこう漂います。

私は2階外壁の下塗りですでに体験しているので覚悟は決まっていましたが、実際に下塗りが行われるとやっぱり強い臭いが部屋の中まで入ってきてキツイのは確かですね。

2階の外壁塗装でわかったのが「下塗り(クリア塗装)」「軒天塗装」のとき、シンナー系の強い臭いがめっちゃするということ。このあと中塗り・仕上げ塗りが行われるとシンナー系の臭いはピタッとなくなるので、それまでの辛抱です。(嘘のようになくなります)

というわけで、今回は「水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗り」でした。

水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗りを体験した感想

水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗りを体験した感想

実際に「水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗り」を体験してみて、私はこんな感想を持ちました。

  • 作業音などは、まったく皆無といっていいほど静かに進む。
  • 下塗り塗装はシンナー系の臭いがとにかく強い。
  • 2階の外壁塗装とは違い、とくに1階部分の塗装後は触れないよう注意が必要。

やはり下塗り塗装が行われると、強いシンナー系の臭いには注意が必要です。

とくに臭いに弱い場合などは中塗りが行われるまで避難しておくのも良い手段で、とくに1階部分の下塗りというのは2階部分のときよりも強い臭いがするものです。

また前回の工程で行われた「1階部分の養生」によって、いまは洗濯物を室内干ししています。

すべての窓ではなく半分ずつ養生をしてくれたのでまだ一部換気は可能ですが、もしすべての窓に養生がされていると換気もできないので洗濯物の乾燥問題だけではなく、とくに夏場は大変になると思います。

この前もお伝えしましたが、くれぐれも養生作業は一度に行わない方がおすすめです。できれば半分ずつ施工してくれるとかなり助かります。

tanaka

こんな感じで、とにかく「下塗り=シンナー系の臭い」に注意してください。

寝ている間もシンナー系の臭いがずっと続き、その上に中塗りが行われるまで耐えなければいけません。2階外壁塗装のときわかりましたが、中塗りや仕上げ塗装が行われると嘘のようにピタッと臭いはしなくなります。

中塗り・仕上げ塗装に使用されるのは「水性塗料」のためシンナーで伸ばす必要がなく、まったくラッカー系の臭いはせずコンクリートのような臭いがわずかにするだけ。まったくといっていいほど気にならない臭いなので、下塗り時がいちばんガマンの必要なときです。

また次回も詳しくレビューするので、ぜひお楽しみに!

つぎは「1階の軒天仕上げ塗装」です。

1階の軒天仕上げ塗装

こちら。

外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談⑭1階の軒天仕上げ塗装
外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談として「1階の軒天仕上げ塗装」が行われたので詳しくレビューしていきます。
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