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【やってわかった】外壁塗装・屋根塗装・カバー工法の詳しい知識
こんにちはTANAKAです。2021年5月20日から外壁塗装・屋根塗装・カバー工法の打合せ・作業がスタートしすべての工程を目の当たりにしてきました。実際に現場で得られた知識をもとに次回参考情報として書き残そうと思います。
いわゆる「外壁塗装・屋根塗装・カバー工法ブログ」になります。
かかった総費用は500万円ほどで決して安いといえない工事だけに、将来実施するであろう「つぎのリニューアル時」に参考にするための知識として綴っています。
私自身の忘備録として書き残すと同時に、この貴重な経験が少しでもお役に立てれば幸いです。
実際に体験したレビューブログはこちら。
✅ 経験してわかった業者の選び方はこちら。
経験してわかった!外壁塗装おすすめ業者ランキングベスト3選
外壁塗装のおすすめ業者ランキングベスト3選。信頼性の高い業者を選ぶため、経験に基づいた評価を提供。信頼性、品質、価格、アフターケアなどの観点から、外壁塗装の優れた業者を厳選しました。自信を持って選べる業者なので安心して外壁塗装を依頼してみてください。
外壁塗装をやってわかった知識
外壁塗装を考え始める時期
私はつぎのタイミングで、外壁塗装をお考えになることをおすすめします。
- 外壁を手で触ると色が付着する。(古い塗装のチョーキング現象)
- 外壁にヒビ割れ、外壁パネルのジョイント部(コーキング)に隙間が見られる。
- 前回の外壁塗装から10年以上経過している。
- 外壁全体に汚れが目立つようになった気がする。(とくに換気扇下)
- 屋根軒天先および軒天下の塗装がボロボロ剥がれてきている。
ちなみに、私が外壁塗装を考えるキッカケになったのは「チョーキング現象」が見られたため。
このチョーキング現象というのは外壁劣化をもっとも簡単に確認できる方法で、外壁を手でこすってみると古い塗装が付着します。
このような状態になっていれば外壁塗装のタイミングで、古い塗装の防水性能が完全に劣化しており、雨水がドンドン外壁に吸収されているためわりと危険な状態。ほかにも目視によって外壁の亀裂などを確認するのも簡単な判別方法で、家の外壁をぐるりと確認してみると意外なひび割れやコーキングの隙間などが見つかります。
このような現象が見られた場合は外壁下地(家の基礎部分)へ雨水が入り込んでいる状態なので、外壁だけではなく家自体の劣化につながるため外壁塗装のタイミングになります。
また私の場合は前回のリフォーム工事(外壁塗装含む)から20年経過していたので、完全に外壁塗装のタイミングを過ぎていた状態。やはり前回の外壁塗装から10年経過というのは、かなりベストなタイミングといえます。
外壁塗装に必要な費用
私の場合、2階建て1戸建住宅では「156㎡で約80万円」という外壁塗装費用になりました。
さらに足場設置費用として20~30万円を含めると、約100万円という金額が外壁塗装全体の総費用になります。また自家用車を所有していれば敷地内へ駐車しておけないため、貸し駐車場を利用するなどの費用も考えておかなければいけません。
これから外壁塗装をお考えであれば「臭いによる避難先」としてウィークリーマンションなどの賃貸契約も視野にあると思いますが、この臭いについては水性塗料を使用する限り感じることは極めて少ないです。したがって避難する必要はないと私は思うので、避難先の費用は考えなくていいと思います。
この経験からまとめると、外壁塗装費用は「1㎡あたり6~7千円」と見ておくのが妥当です。
外壁塗装をすると‥
✅ 防水性能を完璧な状態に復元できる。
✅ 家の基礎部分における劣化を防ぎ、少しでも長持ちにつながる。
✅ 外観の印象がガラッと変わる。
✅ 雨水の侵入による家全体の劣化といった不安が解消される。
✅ まわり近所が外壁塗装を行うときのアドバイスができる。
この中でも、私がいちばん強く感じたのは「将来的な安心」でした。
外壁塗装の劣化によって家全体の基礎部分が傷んできますが、この不安をすべて解消できることで安心して暮らせるようになる。もし新築の場合でも10年経過していれば、外壁塗装の劣化による「基礎部分の傷み」などの不安と付き合っていくことになります。
防水性能の低下した外壁塗装というのは、いってみれば「完全にバリアがなくなった状態」です。
毎日の雨水がどんどん外壁表面をはじめ隙間などから侵入してきているので、家の基礎部分もそれと同時に湿気を含み劣化していきます。この不安状態を解消できるのは、外壁塗装のもっとも大きな効果だったかなと思います。
まずは、正しい外壁塗装業者を選ぶことが超重要です。
屋根塗装をやってわかった知識
屋根塗装を考え始める時期
つぎのタイミングで屋根塗装をお考えになるのがおすすめです。
- 新築またはリフォームから10年経過した時点。
- 屋根の破損や老朽化により防水効果が失われたとき。
- 明らかに屋根色が剥げているのがわかるとき。
私の場合は増築した部分が10年経過したため屋根塗装をチョイス。見た目にもガサガサな状態がわかり葺き替えるほどではなかったため塗装を選びました。
屋根の上葺き素材(瓦・スレート・ガルバリウム鋼板)などに関係なく、ひび割れやサビなどが発見された場合にはまず屋根塗装を考えてみるのがおすすめです。
屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替えのいずれを選ぶかは、素人では判断が付きにくいためリフォーム業者と相談してみるのが最適。実際に屋根へ登り詳しく診断し、最適な改修方法を提案してくれます。
あまりに老朽化が進み損傷が激しい場合には、屋根塗装よりも屋根カバー工法や葺き替えを選ぶことで結果的に長持ちへとつながります。
屋根塗装に必要な費用
私の場合は「屋根50㎡=合計170,000円」で、下塗り単価1,500円、仕上げ塗装単価1,900円という内訳。
ほかにも足場費用も必要となり実際にはさらに費用が加算されるため、外壁塗装などと同じタイミングで施工するのがお得意でおすすめです。
使用される塗料によって費用は大きく異なりますので、塗装業者としっかり打ち合わせを行って総合計を出して予算との都合を考えてみることをおすすめします。
屋根塗装がおすすめの方
✅ 新築または前回リフォームから10年経過している。
✅ 損傷箇所やコケの繁茂を確認できる。
✅ 少しでも雨漏りなどの心配を回避したい。
屋根が老朽化してきたら、まずは「屋根塗装」を考えると思います。
しかし私が実際に屋根塗装を行ってみてわかったのが、屋根の老朽化が激しい場合は塗装よりも「何らか別の方法」を考えた方が結果的に効率良いということ。
屋根カバー工法や屋根葺き替え工事などを選んだほうが塗装よりも長持ちし、屋根塗装の一時的な防水効果に期待するよりも長期的視点で考えると効率的です。
しかし屋根塗装にするかカバー工法などを選ぶかの判断については、私たち素人ではなかなかわかりません。
まずは優秀な屋根塗装業者を見つけ、信頼できると思ったら細かく相談してみるのがもっとも的確で効果的な屋根リフォームにつながると思います。
したがって屋根塗装だけを考えるのではなく、場合によっては他の方法によるリフォームを視野に入れておくことをおすすめします。
屋根カバー工法をやってわかった知識
屋根カバー工法を考え始める時期
私はつぎのタイミングで、屋根カバー工法をお考えになることをおすすめします。
- すでに室内への雨漏りが見られる。
- 既存屋根(スレート葺など)にひび割れ、欠け、コケ発生などの症状がみられる。
- つぎ実施するメンテナンスまでの期間を長くしたい。
- 外観の雰囲気をガラッと変えたい。
ちなみに私の場合は「スレート葺の劣化」が理由で、既存屋根の目視でひび割れや欠けが見られたため。
またコケが生えている部分もちらほら見られ、排水が悪くなるため屋根の劣化がより進んでしまうという心配があったためです。(そのまま放置していると基礎部分が腐食して雨漏りの原因となる)
したがって、まずは自らの目視によって既存屋根をチェックすることがおすすめです。
既存屋根がスレート葺であれば、施工から10年経過時点で「色落ち」がおもに見られると思います。この「色落ち」程度であればカバー工法まで実施する必要はなく屋根塗装でも大丈夫ですが、ひび割れや欠けなどがあった場合は迷わずカバー工法による補修を選んだほうが無難です。
ただ私が所有する一戸建ては「築40年以上」ということで当初は屋根カバー工法を迷いました。なぜなら新築から長い年数が経過していることで屋根の基礎部分がかなり劣化していると仮定できるため。
私のように築年数が経過している場合は、既存屋根の劣化状況だけではなく基礎部分についてもチェックする必要があります。無理やりカバー工法を実施しても基礎部分が劣化していれば、完成後に重大な事故へつながりやすくなります。
しかし既存屋根の耐荷重(劣化度合い)というのは私たち素人が確認しづらい部分なので、この点も含め屋根カバー工法の適正および時期について、正しく判断してくれる施工業者を選ぶことがまずは重要になります。
屋根カバー工法に必要な費用
たとえば、私の場合で「143㎡=400万円」という費用がかかりました。
この費用内訳としては屋根カバー工法に付随する費用も含まれており、純粋な屋根カバー工法だけの費用としては250万円あたり。付随する費用には仮設足場や雨樋交換などがあり総費用の約40%を占めます。
またカバー工法で使用する屋根下地(ベニヤ板)、ルーフィング、ガルバリウム鋼板の表面素材などによっても費用は異なり、より耐久性や遮音性などを追求しようと思えば費用合計も高くなります。
したがって屋根カバー工法の費用を少しでも安くしようと思えば、将来の施工計画も含めて考えることがおすすめ。なるべく高耐久のパーツを使うことで施工回数を減らし、屋根カバー工法に付随する費用をカットすることが結果的に費用を安く抑えることにつながると私は感じました。
屋根カバー工法がおすすめの方
✅ 天井から雨漏りをしている。
✅ なるべく長期間にわたって屋根の心配を減らしたい。
✅ 屋根塗装は施工回数が増え、足場代など余計なコストが必要とわかった。
✅ 屋根の基礎部分に十分な耐荷重性能がある。
既存屋根の色落ち程度であれば屋根塗装でも十分ですが、雨水が侵入する恐れがある劣化(ひび割れ・欠け)などが見られる場合はカバー工法が適しています。
とはいえ築年数による劣化具合も同時に考えることが重要で、たとえば私の場合「約1.5トン」の重さが既存屋根にプラス。台風など強風による屋根の剥がれ対策は強くなりますが、トップヘビーになるため地震の揺れには弱くなります。
したがって屋根カバー工法を行うときは、まず「正しく適切な判断をしてくれる施工業者」を選ぶことが大切。
とくに屋根カバー工法でチェックすべき既存屋根の劣化状況や基礎部分の耐荷重性能などを適切に診断してくれて、施工中もですが完成後にも安心して暮らせる施工業者選びが極めて大切であると感じました。
外壁塗装・屋根塗装・カバー工法の知識まとめ
外壁塗装・屋根塗装・カバー工法がスタートすると、まず「仮設足場」が設置されます。
この状態になると黙っていても目立つため、近所のみなさんをはじめ多くの方々からたくさんの質問をいただくようになりました。
施工期間は約1ヶ月あるため質問数もけっこう多く、思った以上にたくさんの方が外壁塗装・屋根塗装・カバー工法について疑問を感じていることを知りました。
そこで私自身の忘備録を兼ねて、誰かのお役立ち情報になればと綴ったのがこのブログです。
当ブログだけでは疑問が解消されないという場合は、ぜひお気軽にお問合せからご連絡ください。私の知る範囲内であれば何でもお答えしようと思います。