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屋根塗装してわかった失敗しない業者の選び方&お役立ち情報

こんにちはTANAKAです。実際にやった外壁塗装・屋根塗装・カバー工法の経験から屋根塗装について得た知識などを口コミレビュー形式で発信していきます。

私が所有する一戸建ては、2021年5月20日から外壁・屋根塗装およびカバー工法がスタートしました。

外壁・屋根塗装およびカバー工法がスタート

詳しい内容は外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談をご覧いただければ分かると思います。

そんな経験から屋根塗装についてわかった知識と、みずから調べた情報を融合したうえ「お役立ち情報」として記載していきます。

屋根塗装をしてわかった知識と関連情報

屋根塗装をしてわかった知識と関連情報

やってわかった屋根塗装業者の失敗しない選び方

屋根塗装も外壁塗装と同じように「耐久性」によって施工回数が違ってきます。消費者に寄りそってくれる業者選びをしないとトラブルのもとになります。

✅ 現状の詳しい説明と適切な対応について説明してくれる。

✅ 屋根素材に合わせた適切な塗料を教えてくれる。

✅ ひび割れ・欠けなどを補修した上で屋根塗装にとりかかる。

✅ 塗料素材の性能と価格について明確な説明をしてくれる。

実際に屋根塗装をやってみて、とくに重要と感じたのは「とにかく詳しい説明」があることです。

本物の技術をもった塗装職人であれば質問内容に関わらず、どんな疑問に対しても10倍の答えとなって返ってくる場合は良い屋根塗装会社であると私は思います。

正しい塗装技術をもっているほど詳しく説明したくなる、ということではないでしょうか。

また逆にほとんど塗装の知識をもっていない業者であれば説明し切れないため、かなり歯切れが悪く根拠に乏しい説明しかできないかと。実際に屋根塗装業者と話をしてみると、たぶんすぐに良否がわかると思います。

まわりくどく理解につながらない説明で、嘘をつくような業者は選ばないでください。

すべてにおいて明瞭で、さらにその根拠まで教えてくれる屋根塗装業者を選ぶと、まず業者選びにおいて失敗がないだろうと私は感じました。

屋根塗装の耐用年数

屋根塗装の耐用年数

屋根塗装の耐用年数は、使用する塗料素材によって異なります。

ただ一般的な平均値としていわれているのが「10年ごとの塗装」というもので、この時期(タイミング)で屋根塗装を行っていれば安心できるという基準になります。

塗料素材による耐用年数と特徴はこんな感じです。

屋根塗料耐用年数おもな特徴
アクリル樹脂系3~5年保護成分が少なく耐用年数は短い。長期的な保護ではなく短期間で雰囲気を変えたい場合におすすめ。
ウレタン樹脂系5~7年防汚染性は高めだけど防水効果は弱く長期的な維持としては不向き。短期間ごとの塗り替えにおすすめ。
シリコン樹脂系7~10年10年未満の耐久性なので長期保護としては不向き。カラーが豊富で色選びがしたい場合はおすすめ。
フッ素樹脂系10~15年高耐久性により長期的な屋根の保護には向いている。ただし塗料が硬くひび割れなどの原因になりやすい。
無機系ガラス成分混入で耐久性はかなり高い。ただし塗膜が硬くなりがちでひび割れなどが発生しやすい。
ピュアアクリル系純度の高い水性塗料で耐久性が高い。弾力性などに富んでいるため外観を損ないにくい。
光触媒系太陽光を吸収して化学変化させることで雨によって汚れが勝手に落ちる。耐久性もかなり高い。

外壁塗装に使用される塗料とほぼ同じ概念があり、塗料素材の成分もほとんど変わりません。

ただし耐用年数としては外壁塗装用塗料と比較して短い傾向にあり、どうしても太陽光を直接受けやすいため外壁よりも短いスパンでの塗り替えが必要になります。

屋根塗装におすすめの塗料として挙げるのであれば、耐用年数が「10~15年」の塗料素材。

耐用年数の短い塗料を使ってあまり短い間隔で屋根塗装を行うと、足場費用や塗装技術料などがよけいにかかるため、コスパのよい選択であるとはいえないような気が私はします。

屋根塗装の費用

屋根塗装の費用

屋根塗装自体の費用は「塗料単価×面積」で計算します。

一般的な屋根塗装の相場としては、10㎡あたり3~5万円あたりになります。私の場合は見積書を見ると「143㎡で約50万円」という価格が計上されていました。(下塗り1回、仕上げ塗り2回)

屋根塗装の相場

ただ私の家(一戸建て)は屋根面積がとくに広い構造となっているため、面積が広く屋根塗装料金もそこそこ高価な費用になっていると思います。1階と2階部分が寸胴が構造となっており屋根面積が狭くなると、私の家と比較してかなり安い費用で収まるかと思います。

ただし屋根塗装費用はほかにも「足場代」「高圧洗浄代」なども必要となるため、すべて含めて計算すると10㎡あたり7~8万円という金額になります。

したがって屋根塗装費用を少しでも抑えようと思えば、できる限り高性能な塗料を選んで将来的な施工回数を減らすのがおすすめ。足場費用や高圧洗浄費用などは屋根塗装施工ごとに必要となるため、その費用を塗料代へまわすことで施工回数が減りかえってコスパのよい屋根塗装となります。

屋根塗装に適した色の選び方

屋根塗装に適した色の選び方

屋根塗装の色については、家全体の雰囲気がガラッと大きく変わる部分なので慎重に選ぶことをおすすめします。

用意されているカラー見本を見ながら屋根色を決めていきますが、基本的に白色から黒色までバリエーション豊富に揃っています。好みで選べばOKですが、ただ外壁色とのバランスを考えることが大切です。

屋根色が濃く外壁色が薄い場合は家全体が「落ち着きのある重厚な色合い」になり、また逆に屋根色が薄く外壁色が濃い場合は家全体のイメージが「軽い風合いを感じる色合い」になります。

また屋根部分は太陽光を直接受け高温になりやすいため、少しでも室内温度への影響を抑えようと思えば「反射率の高い色」を選ぶほうがおすすめ。白色から淡いブルーや薄緑色などを屋根色に選ぶと反射率も高く、太陽からの熱を吸収しにくく室内温度を下げる効果が期待できます。

屋根塗装の工程と工期

屋根塗装の工程と工期

一般的ない戸建て住宅の屋根塗装にかかる工程は基本的に「4工程」、工期については「約10日間」が必要となります。

屋根塗装の作業工程工期
仮設足場の設置1日
高圧洗浄・補修・下地処理1~2日
下塗り(1回)3日
仕上げ塗り(2回)5日
全行程約10日間

屋根塗装工程については塗料素材などによって変わることはありませんが、工期については降雨・降雪の状況や季節(気候)などの影響を大きく受けます。

とくに塗料の乾きやすい夏の時期であればこの通りの工期で進みますが、それ以外の場合は工期(日数)が延長されることも十分に考えられます。したがって最大2週間を工期として考えておいたほうが無難です。

また屋根塗装(下塗り・仕上げ塗り)の工程がはじまると、既定の乾燥時間を設けながら上塗りへと進みます。

一般的に4時間の乾燥時間が必要といわれていますので、屋根塗装の塗り工程(合計3回)には最低でも2日間はかかる計算となります。

余談ですが、もし「1日で塗り工程が終了する」といった屋根塗装業者であれば、塗料を薄くして乾燥時間を早めているか、塗料が乾かないうちに上塗りをしているかいずれか。塗装後のひび割れや欠けといった不具合につながるため、事前に屋根塗装業者選びは慎重に行うことをおすすめします。

屋根塗装の時期(タイミング)と季節

屋根塗装の時期(タイミング)と季節

つぎのタイミングが「屋根塗装の時期」とお考えになってみてください。

  • 屋根の塗装が明らかに剥げてきている。
  • 屋根をながめるとヒビ割れや欠けが確認できる。
  • 室温が以前よりも高くなった気がする。
  • 雨に日など屋根から塗料の粉っぽいものが玄関先などに落ちている。

視覚的に屋根の劣化を確認するのがもっとも簡単な確認方法ですが、室温の高まり(とくに2階部屋)は気付きにくいものです。エアコンの効きが悪くなったなどを感じれば、屋根の劣化を考えてみるのがおすすめです。

また私も初めは不思議に感じていましたが、雨上がりなどは玄関先へ止めている車に「小さな黒い粉」がたくさん付着していました。今になって知りましたが、これも屋根塗料の劣化による剥がれだったようです。

したがって屋根を直接確認しなくても体感や変わった現象などが見られる場合は、屋根の劣化による現象かもしれませんので屋根塗装を含めてお考えになってみるといいと思います。

屋根塗装のメリット・デメリット

屋根塗装のメリット・デメリット

屋根塗装のデメリットとして気になる部分はなく、強いていえば「お金がかかる」ということでしょうか。

とくに悪質業者などに引っかかると内容に見合わない屋根塗装を施されるため、高額な金額となるのはもちろん、その後の不具合に見舞われる恐れがあります。

したがって「正しい屋根塗装業者選び」をすることでデメリットを回避することができます。

また屋根塗装のメリットはとても大きく、塗料を塗ることで屋根の防水性が向上するため、下地部分を腐食などから回避できるため家全体の耐久性アップにつながります。

また屋根塗装することで断熱性が高まり、室温の安定化が期待できるためエアコンなどの効きも改善されること。台風シーズンなどによる屋根の剥がれなどの心配減少もメリットになります。

参考:【経験してわかった】屋根塗装とカバー工法で迷ったときのアドバイス

屋根塗装の疑問あれこれ

屋根塗装の疑問あれこれ

屋根塗装時のテレビアンテナはどうする?

テレビアンテナ屋根塗装がはじまる前の時点で、既存の設置位置によってはテレビアンテナを動かしてから作業がはじまります。

私の場合もテレビアンテナが屋根上にありますが、電気屋さんを呼んで屋根塗装の邪魔にならない場所へ移動させてから工程がスタートしました。

テレビアンテナを移動させてもきちんと受信できてキレイに映ることを確認してくれるので、テレビが映らず見られないという問題はまず起こりません。ちなみに電気屋さんとの連携はすべて屋根塗装業者がやってくれます。

屋根塗装に助成金や火災保険は出る?

助成金や火災保険助成金については各自治体によって異なり、屋根塗装の内容によっては助成金制度を活用することが可能です。

ただし屋根塗装の助成金制度が設けられている自治体は限られていますので、私も含めて助成金制度の設けられていない自治体の場合はどうあがいてもムリです。

また火災保険は自然災害による屋根部分の破損などに対して保険金が支払われますので、台風被害などでなければなかなか火災保険の適用対象とはならないのが現実です。火災保険会社によって体操などが細かく定められていますので、まずは相談をなさってみてはいかがでしょうか。

屋根塗装のトラブルとは?

屋根塗装のトラブルまずは悪徳業者に依頼してしまい、内容に見合っていない高額な費用を支払ってしまうこと。これがもっとも恐れられる代表的なトラブルではないかと思います。

悪徳な屋根塗装業者を見分けるためには「実際にたくさん質問をする」というのがおすすめで、私たち依頼側も屋根塗装についてある程度勉強をした上で質問を投げかけて見ると見抜けると思います。

正しく施工する優良な屋根塗装業者ほど1つの質問に対して、根拠を伴った納得できる説明をしっかりとしてくれます。なんでも言いなりになるというのが最も危険で、悪徳業者に騙されやすいため知識を身につけておくことが大事です。

もし悪徳な屋根塗装業者を選んでしまった場合には、規定以上に塗料を薄めて塗ったり、まだ塗料が乾かないうちに上塗りをするといったことが考えられます。もっといえば塗料を塗る範囲を規定以上に広くするなど、私たち素人では見抜きにくい部分もあるため要注意です。

そのような悪徳な施工が行われた場合すぐに結果は分かりにくいですが、塗料の耐用年数以内でわりと早い時期のうちにひび割れや剥がれなどのトラブルとなって現れてきます。

屋根塗装をやってわかったまとめ

屋根塗装をやってわかったまとめ

私は今回の施工により「外壁塗装」「屋根塗装」「屋根カバー工法」の3種類を経験しました。その中でも屋根塗装に関して得たポイントをまとめます。

  • 見積もりの中で塗料費用がもっとも大きなウェイトを占める。
  • 既存屋根の劣化具合(激しい損傷)によってはカバー工法を選ぶこともおすすめ。
  • 屋根塗装を行ってからの耐久性は10年が平均。
  • 塗料の色によって太陽熱の反射率が大きく変わる。

屋根塗装またカバー工法を選ぶ判断は「損傷度合い」を基準に考えるのがおすすめです。

既存屋根の劣化が色褪せといった程度であれば屋根塗装で十分にカバーできますが、もしヒビ割れや欠けといった「屋根下地へ影響を及ぼす劣化」であればカバー工法を選ぶ方が無難です。

カバー工法

私の1戸建ても既存屋根に「割れ・欠け」が確認できたため、当初は屋根塗装を考えていましたが急遽カバー工法へ切り替えて施工しました。結果的に屋根カバー工法へ切り替えたのは正解でした。

とくに2階建ての場合であれば2階屋根部分については私たちでは確認しづらく、施工業者のチェックで初めて激しい劣化に気付くことも少なくありません。したがって私たちの確認だけで屋根塗装を選ぶのではなく、施工業者にチェックをしてもらって判断する方が賢明な選択ができます。

tanaka

外壁塗装と同じように屋根塗装についても悪質業者の場合は、希釈率を高めて薄い塗料を塗る、塗布範囲を広めて薄い皮膜にするなど手抜き工事につながる恐れもあります。

したがって屋根塗装の施工業者選びにおいても裏側までしっかりと確認して、嘘をついていないこと、正しく規定作業を行ってくれることなどを探りながら選ぶ必要があります。

悪い業者に捕まらないよう、まずは相見積もりをとったうえ時間をかけて商談を重ねてみてください。

私が、屋根塗装の費用について利用したのはこちら。

✅ タウンライフリフォーム

タウンライフリフォーム

相見積もりをとることで極めて優良な屋根塗装業者がわかるため、失敗しないための基礎知識が身につきます。

失敗しない屋根塗装をするためにも、まずは優良企業の費用について何件かチェックしてみるのがおすすめです。

無料見積もりはこちら:タウンライフリフォーム 

 

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