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外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談②足場の設置

こんにちはTANAKAです。前回の準備・打合せに引き続いて、今回は外壁・屋根塗装・カバー工法の足場設置をご紹介します。

外壁塗装や屋根塗装またカバー工法が本格的にスタートすると、まず「足場」が組まれます。

この足場業者というのも技術に違いがあるようで、上手に足場を組む業者になるほど「その後の作業品質も変わる」と聞きました。作業しやすい間隔で組んである足場ほど塗装工事なども捗るのだそうです。

5月26日:外壁・屋根塗装・カバー工法の足場設置

外壁・屋根塗装・カバー工法の足場設置

私が外壁・屋根塗装・カバー工法の本契約をしたのが5月20日で、足場業者の予定などもあって5月25日に地元の足場業者が組み立てに来られました。

いざ足場を組み始めるとまず驚くのが「思った以上に大きな音が出る」ということ。

まず足場に使用する必要な材料を、ぐるりと家の周囲に撒いていきます。

この時点でたくさん抱えた足場材料をガラガラと音を立てて配るので、鉄板などのけっこう大きな音が響くことになります。

まずはこんな感じで足場が運ばれてきます。

足場の搬入

足場の搬入

うちの場合はわりと土地面積が広いので足場業者トラックが入れましたが、もしトラックを止める場所がない場合は道路際に止めて足場用品を下ろすことになると思います。

そして足場用材料が、自宅の周りにぐるりと置かれます。

ぐるりと置かれた足場用材料

ぐるりと置かれた足場用材料

ぐるりと置かれた足場用材料

ぐるりと置かれた足場用材料

ぐるりと置かれた足場用材料

ぐるりと置かれた足場用材料

ぐるりと置かれた足場用材料

狭いスペースにも足場用材料が配られる

玄関から見た足場用材料

玄関から見た足場用材料

こんな感じで足場用材料がまき散らされて、ここから本格的に足場の組み立てが始まります。

すでにガラガラと大きな音を立てながら作業が進むので、すでに騒音の覚悟はしておいた方がいいです。

このあとは着々と足場が組まれていきますが、私も想像していた以上に「大きな音」が出る作業でした。鉄板や鉄骨をガンガンと叩く音だったり地響きがするなど騒音や振動がすごいです。

したがって足場の組み込み作業がはじまる前は、なるべくご近所さんに挨拶をしておく方がおすすめかと思います。ちょっと大きな音が出てご迷惑をおかけますが‥という感じでいいと思います。

このように足場が組まれていき、全作業終了したのが夕方18時ごろ。

足場作業の完成した姿がこんな感じ。

足場作業の完成した姿

足場作業の完成した姿(表側)

足場作業の完成した姿

足場作業の完成した姿(裏側)

足場作業の完成した姿

足場作業の完成した姿(玄関周りのアップ)

玄関から見た足場

玄関から見た足場の様子

このように「人の出入りがある箇所」は足場に空間が空けてあるので、普通に生活をすることは出来ます。

また自転車置き場なども、出入りできるよう隙間を開けてくれるので問題なし。

洗濯物を干すスペースやエアコンの室外機なども避けて足場を組んでくれるので、普段の生活に支障が出るといった不具合はまったくありません。

足場が完成したので登ってみました。

完成した足場に昇ってみた

完成した足場に昇ってみた

こうして足場に昇って確認すると、スレート屋根全体がかなり白く劣化しているのがわかります。

足場から見た屋根の劣化具合

足場から見た屋根の劣化具合

足場に昇って屋根を見てみると、このように劣化した部分がひと目でわかります。

これでは雨漏りするのも時間の問題で、やはり「外壁と屋根は10年ごとにメンテナンスが必要」といわれているのが今回でよくわかりました。

スレート屋根とガルバリウム鋼板屋根

スレート屋根とガルバリウム鋼板屋根

既存の家部分の屋根がスレート葺き、増築した家部分の屋根がガルバリウム鋼板です。

今回はスレート葺屋根の上からガルバリウム鋼板でカバー工法を行って、増築部分のガルバリウム鋼板は塗装のみを行います。

やっぱり外壁塗装と屋根補修は、いまがやり時というか、すでに遅いとつくずく感じました。

足場を組む前に1つだけやらないといけないのが「家の周囲にある動かせるものの撤去(避難)」です。

私の場合であれば家の裏側に立てかけていた脚立などの移動、物干し竿などを移動させました。

物干し竿などを移動

物干し竿を移動した状態

ただ物干しスペースはちゃんと空間を空けてくれるので、洗濯物はいつも通り干すことができます。

このように移動できるものは一時的に避難させることになりますので、足場設置作業がはじまるまでに避難先を考えておくことが必要です。

また足場を組み終わってみたら、パラボラアンテナが受信しなくなりました。

うちはスカパー受信用にアンテナを設置しており、受信しなくなったの足場設置後に覆われた”カバー”の影響によるものと思ってアンテナ部分だけめくってもらいましたが変化なし。

どうやら足場の鉄骨の影響によって受信できなくなったようで、もしかするとこのような影響も考えられるので知っておかれるといいかもしれません。

というわけで足場設置作業が終わり、いよいよ外壁塗装・屋根塗装・カバー工法がスタートします。

足場設置作業をしてわかったこと

足場設置作業をしてわかったこと

実際に足場を設置してわかったのは、つぎの7つが大きなポイントになります。

  • 家の周囲にあるものは、極力移動させておかなければいけない。
  • 車を所有していれば敷地の広さによって止められない場合がある。(塗装工程終了まで)
  • 足場設置はとにかく音が大きいので、近所への事前あいさつは欠かせないと思った。
  • 作業中は、土地が狭い1戸建ての場合は通れなくなる可能性がある。
  • 軒下などに干した洗濯物は、砂埃などで汚れるので家の中に干したほうがいい。
  • 足場組み作業そのものは1日で終了する。
  • 足場組みと塗装工事は連続して行われない場合もある。

外壁塗装の足場組みにかかる時間は、一般的な1戸建てであれば1日で終了します。

ただし騒音については鳴り止むことがなく継続的にずっと続くので、もし赤ちゃんなどがいる場合はあらかじめ足場組み作業のまえに避難しておくことも必要かと思いました。

家の周囲にあるものの移動はそこまで大がかりじゃないですが、とくに車を移動させておく「退避場所」についてはあらかじめ考えておく必要があります。

うちの隣はたまたま空き地で所有者へOKをもらえたので足場組み~塗装工程終了まで退避できましたが、もし街中の1戸建てなどであればその期間だけ貸駐車場などを利用することになると思います。

この車をはじめとする物の「退避場所」だけは、足場組み作業まえから考えておかなければいけません。

また足場組み作業がはじまったからといっても、そのまま塗装工事やカバー工法工事に入るわけではありません。

足場業者の都合によってまずは足場組みが行われ、外壁塗装などの工程もスケジュール調整してスタートするため足場完了~外壁塗装までは間が空くことがあります。

したがって、もし車の駐車スペースがなく貸駐車場などを利用するのであれば、足場組みも含めた「全行程終了までの期間」を外壁塗装業者へ聞いておくといいかもしれません。

まとめ

今回は外壁塗装・屋根塗装・カバー工法がはじまる前の「足場」を体験したので紹介してみました。けっこう音や振動などが壮絶だったというのが感想です。

足場組立作業がスタートすると、終了までは機材などが散らかるので通りづらくなります。

土地の広さにもよりますが移動が困難になる可能性もあるので、買い物などは事前に済ませておいたほうがいいかもしれません。

また私の場合は足場完成後に昇って屋根の様子などをチェックしましたが、本来であれば危険なのであまり登らない方がいいと思います。あまり真似しないようにお願いします。

tanaka

つぎは実際に「外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談③カバー工法の下処理」について記録していきます。

カバー工法の下処理

こちら

外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談③カバー工法の下処理
外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談として「カバー工法の下処理」をレビューしていきます。作業風景などを写真で解説します。

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