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【経験してわかった】屋根塗装費用を安く抑える3つのポイント

こんにちはTANAKAです。今回は屋根塗装費用って安く抑えることできる?」という疑問解消につながればと思います。

私は2021年5月から、実際に外壁塗装・屋根塗装・カバー工法を実施しました。

外壁・屋根塗装(カバー工法)体験談

この経験から屋根塗装の費用を安く抑える方法には、おもに3つあることがわかりました。

実際に打ち合わせをした見積もりをもとに解説していきます。

屋根塗装費用を安く抑える①耐久年数の長い塗料素材を選ぶ

屋根塗装費用を安く抑える①耐久年数の長い塗料素材を選ぶ

屋根塗装費用を安く抑えるには「単価の安い塗料を使う」と思いがちですが、じつは大きな間違いです。安い塗料素材を選ぶと長期的な費用は高くなります。

屋根塗装というのは必ず「塗り替え」が必要で、一般的に10年ごとと言われています。

この10年というのは塗料素材すべての平均値になるため、安い単価の塗料では5年しか性能を維持できない素材や、高価な塗料では20年以上も性能を維持できる素材があります。

ここで注意したいのが「屋根塗装に関わる別途作業」です。

仮設足場

うちが仮設足場を設置している様子

屋根塗装に必要となる作業には仮設足場の設置をはじめ、屋根塗装によって必要となる産業廃棄物の処理などが必要となります。これらの費用を考えると高耐久塗料を選ぶほうが屋根塗装回数が減り、長期的にみれば結果的に屋根塗装費用を安く抑えることができます。

しかも耐久年数の長い高価な塗料というのは防水効果が高いだけではなく、紫外線カット効果や雨水によって汚れを自動的に流してくれる効果も兼ね備えている場合が多くなります。

したがって屋根塗装費用を安く抑えるのと同時に、美しい外観維持においてもおすすめの方法になります。

屋根塗装費用を安く抑える②反射率の高い塗料色を選ぶ

屋根塗装費用を安く抑える②反射率の高い塗料色を選ぶ

屋根塗装に使用する塗料色は、事前に色見本を見て選ぶことができます。なるべく太陽光を吸収しにくい「高反射性」の色を選ぶと耐久性がアップにつながり結果的に費用を安く抑えることができます。

屋根塗装に限らず「色」というのは、ご存知のように白色へ近づくほど反射率が高くなります。

反射率がアップすることで太陽の熱を吸収しづらく、塗料に備わる防水効果などの性能維持につながるため、劣化が遅くなることで耐久年数アップが期待できます。

たとえば「白色:反射率70%」「黒色:反射率43%」といった具合に白色に近くなるほど太陽から受ける悪影響を回避できるため、事前の屋根色選択において淡い色を選ぶことで塗り替え期間の長期化が期待できます。

屋根色の打ち合わせのときに色見本にこの反射率が掲載されているので、好みの色と同時に反射率についても考えてみると以外に費用を安く抑えることにつながる場合もあります。

屋根塗装費用を安く抑える③外壁塗装と併せて価格交渉をする

屋根塗装費用を安く抑える③外壁塗装と併せてダンピング交渉をする

屋根塗装のタイミングで、外壁塗装を同時に考えてみるのもおすすめです。屋根塗装・外壁塗装それぞれの見積もりをもらっておき、最終的に両方を合わせて価格交渉するとより費用を抑えることが期待できます。

いわゆる「まとめ買いによる割引アップ」のような方法で、1つの商品ではなく2つの商品を購入するから割引率をアップして欲しいという値下げ交渉になります。

はじめは屋根塗装の見積もりをもらって話を進めていき、ついでに外壁塗装についても見積もりをもらってみるといった方法です。いずれか1つでは大きな値引き額は期待できませんが、両方施工することで割引額アップがかなり期待できます。

ダンピング交渉

うちの屋根塗装・外壁塗装価格交渉の様子

実際に私の場合も、はじめは外壁塗装しか考えていませんでした。

しかし塗装業者に家全体をチェックしてもらったところ屋根の劣化も見られるということで、急遽屋根塗装の見積もりも出してもらうことに。最終的に外壁塗装・屋根塗装両方を施工することに決めましたが、そこで大幅な値引き額を引き出すことができました。

屋根塗装と外壁塗装のタイミングは基本的にシンクロしていますので、少しでも屋根塗装費用を安く抑えるためにはこのような方法もおすすめです。

屋根塗装費用を安く抑えるときの注意点

屋根塗装費用を安く抑えるときの注意点

屋根塗装費用を安く抑えるべく、あまり強硬な価格交渉ばかりを考えていると「手抜き工事」につながるかもしれません。

手抜き工事には「屋根塗料を規定以上に薄く伸ばす」「1回の塗布で規定以上の面積を塗る」など悪徳業者になるほど危険で、安かろう悪かろうという低品質作業の可能性があるため注意が必要。

とくに塗料費用があまりに安い場合は要注意で、塗料代に含まれる技術料(職人がもつ技能)が減少することで手抜き作業へつながる恐れが考えられるので安すぎる費用も気をつけて下さい。

屋根塗装費用を安く抑える範囲(交渉)は、私がやった感想として「最大1割値引き」という金額が妥当。

私たち依頼側は、塗料成分や塗料を薄めるときの規定範囲などについては分かりません。

悪質業者になるほど値引き分に充当するランクを落とした塗料が使用されるなどが考えられるため、はじめに塗料素材などについて私達のほうから確認しておくことも大切かなと思います。

まとめ

今回は「屋根塗装費用を安く抑える」について、3つのポイントおよび注意点をお話ししてきました。費用が安くなるのは結構ですがあまりに安すぎるのも考えものなので注意が必要です。

屋根塗装というのは「屋根に塗料を塗る」だけではなく、仮設足場の設置なども必要です。

したがって屋根塗装の回数が増えるほどコスパは悪くなり、仮に安い塗料を使ったとしても長期的にみれば結果的に費用が高くなるといった特性のようなものがあります。

もっともコスパに優れる屋根塗装は、よい塗料を使って施工回数を減らすことです。

仮設足場の設置費用などは完全にムダなので、なるべく少ない回数に抑えることが大事。

高価な屋根塗料を使うと一時的な費用は必要となりますが、塗装回数が少なくなるため無駄を省いて屋根塗装費用を安く抑えることができます。

 

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