こんにちはTANAKAです。前回の2階外壁中塗り&仕上げ塗りにおいて、2階部分の屋根カバー工法&外壁塗装は終了。今回からいよいよ1階部分の工程へ移っていきます。
前回までの作業工程で、ついに完成した2階部分がこれ。
屋根カバー工法&外壁塗装により、とりあえず2階部分だけツヤツヤのピカピカになりました。
5月26日に足場組みがスタートして6月17日に2階が完成したので、屋根カバー工法&外壁塗装にかかった期間は約3週間となりました。これから1階部分も同じように屋根カバー工法&外壁塗装が行われるので、まだしばらく全行程終了する気配はありません。
でも、まだ2階部分の足場は残っています。
この足場を撤去しないと1階部分の施工ができないので、まだ足場業者の都合がつかないのかもしれません。
とりあえず2階の足場があっても作業できる「1階窓枠などの養生&水切り塗装」が今回の作業内容です。
6月19日:1階部分の養生&水切りの下塗り
今日も朝からあいにくの雨模様ですが、午後からはスッキリと晴れの予報です。
いつもの塗装職人さんが1人でやってきて、いつも通り「作業を始めさせていただきま~す!」という元気な挨拶とともに今回の工程がスタートしました。
ちなみに塗装職人さんはずっと同じ人で、2階の外壁塗装もぜんぶ行ってくれてます。
まずは窓枠(サッシ)をはじめ、扉などの養生作業。
はじめに塗装職人さんに声を掛けられ「1階すべてをマスキングしていいですか?」「それとも風通しのために半分ずつやりましょうか?」とのこと。この養生作業が行われたあとは外壁塗装終了までずっとそのままになるので、半分ずつを希望しました。
それからはテキパキと作業をすすめられ、1階部分の窓枠や扉などを半分ほどマスキング。4面ある外壁面をL字型に2面だけ養生をしてもらいました。
この養生作業は窓枠やドア部分などすべての箇所をマスキングされますが、換気扇関係はきちんと使えるように工夫されています。したがって生活に使用が出るということはありません。
ただし洗濯物を干す場所へ通じる窓などは養生によって封鎖されるため、洗濯物を干すための出入りができなくなります。この対処方法としては洗濯物を室内に干すことですが、ちょうど梅雨シーズンで湿気が多いのでコインランドリーの乾燥機を利用しました。
またエアコンなどは養生とともに室外機が移動されたりしますが使用には問題なく、基本的に「窓やドアを開けることが不可能」というのが養生による不便な点です。
そして養生作業が終了すると、こんどは塗装作業になりました。
この塗装作業は「水切り」「鼻隠し」の2ヵ所に行われ、ややシンナー系の臭いを感じる場面もあり。
以前に2階軒天塗装を行ったときもシンナー系の強い臭いがありましたが、塗装職人さんに話を聞いてみると軒天周りの塗装は油性塗料のためシンナー系の臭いがするとのこと。
したがって今回の塗装も同じように、シンナー系の臭いがやや感じるといった工程になりました。
これは鼻隠しを塗装している様子。
ちっぽけな筆(刷毛?)のような道具を使って、こまめに少しずつ塗装が行われました。
厳密にいえば塗装というよりも防水加工という作業で、撥水性を高めるための透明なクリアという塗料が塗られていると事です。この後さらに仕上げ塗装が行われるようです。
そして、これが水切りの塗装後。
いずれもグレー色っぽく、白っぽい色で塗られている外壁パーツが水切り部分です。
2階の外壁塗装を行うときは1階のように水切りというパーツはなかったので、この部分が塗装されるのは初めて見ました。けっこうサビなどによって水切りはボロボロでしたが、この下塗り塗装だけでも見違えるような見栄えになりました。
このように「水切り」「鼻隠し」の塗装が行われ、今回の作業はすべて終了。
ややシンナー系の臭いを感じることはありましたが、ぜんぜん強い臭いではなかったため生活に支障ができることもなく過ごしやすい1日となりました。
それにしても塗装職人さんは、少しずつ細かな仕事をしているのが目の前で見ていて良くわかります。足場に乗って中腰状態で作業をこなす必要があるので、かなり重労働ではないでしょうか。
今回の「水切り」「鼻隠し」塗装によって、また1つ自宅が若返ったように感じます。
1階部分の養生&水切りの下塗りを体験した感想
外壁塗装前に下処理工程として、1階部分の養生&関連パーツの塗装を体験してこんな感想を持ちました。
- できることなら「半分ずつ」養生をしてもらった方がいい。
- 水切り&鼻隠し塗装は、範囲の狭いパーツなのでシンナー系の塗料臭はほぼしない。
とくに洗濯物を干すために使用する窓枠などは、養生とともに使えなくなるので注意が必要。あらかじめ物干しを控えて、室内干しなどで対応しなければいけません。
とくに私の場合は梅雨シーズンということで雨の降る日が多く湿度も高いため、室内干しでは乾燥が追い付かないためコインランドリーの乾燥機を利用しました。エアコンや換気扇などはいつも通り使用できますが、この物干しだけは出入りができず不便となります。
また養生をすると外壁塗装の完全終了まで剥がされないので、もし可能であれば「半分ずつ」作業を行ってもらえるよう依頼するのがおすすめです。私の場合は塗装職人さんから聞いてくれましたが、少し注意をしておいた方がいいかと思います。
私の場合は1階部分の外壁塗装を「半分ずつ行う」という作業工程が選択されたことで、きっと半分の外壁塗装完成後にあらためて残り半分が養生されるのだろうと思います。
したがって1階部分の養生は「すべて養生」「洗濯物」の2点を注意点として、もし必要であれば塗装業者と相談しながら最良の手段を考えることがおすすめです。
このあとの作業工程は、屋根カバー工法と外壁塗装どちらが先になるのか今はわかりません。
私もあえて工程内容を聞いていないので、毎日どんな作業が行われるか1つの楽しみにしながら過ごしています。
今回はついに1階部分の作業となり「養生&水切り塗装」でした。
今後も詳しく屋根カバー工法&外壁塗装をレビューしていきますので、ぜひお楽しみに!
次回は「水切り仕上げ塗装&1階外壁下塗り」です。
こちら。