こんにちは、外壁塗装・屋根塗装・カバー工法をすべて同時に施工したTANAKAです。
今回は「外壁塗装と屋根塗装は同時に施工した方がいいのか？」という疑問に対し、実体験をもとに答えます。
結論からいえば、外壁塗装と屋根塗装は同時に施工するほうがおすすめ。
また屋根カバー工法なども視野に入っていれば、なるべくすべての作業を同時施工することをおすすめします。
その理由が３つあるので、体験に基づき詳しく解説します。
足場設置費用が１回分で収まる
外壁塗装・屋根塗装・カバー工法いずれも、施工回数分だけ「足場設置」が必要になります。
したがって外壁塗装と屋根塗装を考える場合は、同時に施工することで足場設置費用を抑えられ経済的。なるべく足場設置階数を少なく抑えることで、足場設置費用１回分でだいたい２～３０万円を節約できるので同時施工がおすすめです。
また足場設置費用に伴って、足場設置に必要な日数が少なく済むといった利点も。足場設置にかかる日数は組み立て・撤去にそれぞれ１日ずつは必要となるため、最低でも２日間は総施工日数の短縮にもつながります。
外壁塗装・屋根塗装いずれの足場設置費用も大きく変わらず、建物面積に応じて費用が算出されるもの。多少の大小はあるとしても、だいたい足場設置を２回に分けると費用も２倍と考えておくのが妥当かと思います。
もちろん外壁塗装・屋根塗装それぞれの施工周期というのも加味されますが、できる限り同時に施工するのが極めておすすめ。施工周期がそう長く離れていなければ、同時に施工してしまうのが経済的にもお得です。
セット料金（割引）になりやすい
外壁塗装・屋根塗装・カバー工法といった関連する施工は、同時に行うことで「セット料金」になりやすいもの。
施工業者にもよりますがセット料金で割引となる場合が多く、一般的に総施工費用の約１割～２割程度の割引が期待できるため同時施工する方がお得です。
またケレン作業（廃材処理）などの費用面においても複数回になるほど割高となるため、同時施工のほうが何かと割安。こうした細かな費用面でも作業回数が少なくなるほど費用も安くなる傾向にあるため、できる限り外壁塗装・屋根塗装は同時に行うほうがおすすめです。
私の場合も外壁塗装・屋根塗装・カバー工法の３工事を同時に行いましたが、最終的に100万円以上割引となりました。ただし業者選びで大きく変わってくると思うので、慎重に施工業者を選ぶことが重要です。
✅ 参考：【経験してわかった】外壁塗装費用を安く抑える４つの方法
近所への挨拶が少なくて済む
外壁塗装・屋根塗装・カバー工法を施工するとき、とくに気になるのが「近所迷惑」です。
かならず騒音や臭いなどによって近所へ迷惑がかかるため、事前（施工前）に近所への挨拶を行うのが重要なポイント。この作業は思った以上に大変なので、なるべく少ない回数で抑えるためにも同時施工がおすすめです。
この近所への挨拶回りについては施工業者が代わりに行ってくれる場合もありますが、近所の人と出会った際には知らん顔もしていられないもの。かならず迷惑を掛けるといった旨の挨拶が必要となるため、なるべく外壁塗装・屋根塗装は同時に行って挨拶回りについても回数削減に努めるほうがスマートに済みます。
また近所へ迷惑をかける回数としても、同時施工によりやや期間が長くなったとしても少ないほうがベター。また大きな音が出るのか、また強い臭いがするのか、といった気苦労を掛ける回数を減らすためにも同時施工がおすすめになります。
このようなことからも外壁塗装・屋根塗装また屋根カバー工法は、同時に施工することがおすすめです。
まとめ
今回は「外壁塗装と屋根塗装は同時に施工した方がいいのか？」という疑問に答えてきました。
本文でも詳しく解説してきたように、私の解答として一言でいえば「同時施工がおすすめ」になります。
外壁塗装・屋根塗装を同時施工することで、費用面（経済効率アップ）・近所への挨拶回り（精神的な衰弱減少）などにつながり、なにかと良い効果が期待できます。
また外壁塗装・屋根塗装いずれにおいても塗料の違いなどにもよりますが、だいたい耐久性は似たり寄ったり。一般的に施工から10年を節目として次期施工を考えることになるため、同時に施工することでサイクルが合うことにより、次回も同時施工できるといった利点もあります。
したがって私は外壁塗装・屋根塗装は同時施工がおすすめ、また屋根カバー工法も考える場合も同じタイミングで同時施工することをおすすめします。
実際に私が外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法を同時施工した体験談を、時系列順にブログ形式でまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
