こんにちはTANAKAです。前回の1階屋根ガルバリウム鋼板貼り(ちょっと後半)にひき続き、今回もその流れで作業が行われました。
前回までの様子がこちら。
ガルバリウム鋼板貼りが行われていましたが、あと「主棟・隅棟」部分がまだ未完成でした。
今回の作業はどうやら、この残った主棟・隅棟のガルバリウム鋼板貼りがメインの工程になるようです。
7月10日:1階屋根ガルバリウム鋼板貼り(あとちょっと)
やっと雨模様も落ち着いてきたようで、やや曇りながら晴れ間も見える天候となりました。
とはいえ午後は雲が多くなって雨が降るかもしれないようで、もうこれ以上の雨は勘弁してくれ‥と正直思ってしまいます。でも、もう過去の記録更新となるような豪雨はないでしょう。
今回は、屋根職人さん2人が来られての作業となるようです。
途中経過の写真は撮っていませんので、作業終了後の状態をアップします。
前回の作業で残っていた「主棟・隅棟」のガルバリウム鋼板貼りも済んだようで、完全に屋根らしい姿になりました。これで、いくら雨が降っても安心です。(ルーフィング完成時点ですでに安心でしたが)
あと残っている作業は、どうやら雨樋の設置みたいです。
この屋根部分だけ雨樋が設置されていなかったので、新品が用意されていました。
用意されている雨樋が設置されれば、きっと屋根カバー工法は完全終了になるのではないでしょうか。
ただし今回の作業はここまでです。
別の屋根を覗いてみると、どうもまだ作業は終わっていない様子。
どう見ても隅棟の長さが、ビヨーンっと長く屋根から飛び出ていますよね。
この部分。
これもたぶん、次の作業できちんとした姿になるのでしょう。
既に完成している2階の屋根と比較すると‥
きっと完成した2階と同じように、斜めカットされて矢印みたいに尖った形になると思います。
それとも、まさか1階はこれで完成‥!?
詳しいことはわかりませんが、この状態では雨水が雨樋に入らないので加工されるのでしょう。
という感じで、だいたい全体的な屋根のスタイルは完成。
この屋根もきれいにガルバリウム鋼板が貼られ、ほとんど完成しています。
じつは、私が気になっていたのがこの部分。
下から順番にガルバリウム鋼板が貼られていきますが、最後の頂点にくる部分のスタイルが気になっていました。
しっかりと外壁にピタッと貼りつけられており、雨の心配などもなさそうでよかったです。
こうした造形などもあって、屋根カバー工法をおこなうと全体的に「ボリューミー」な屋根へ変化します。いってみれば屋根全体が一回り厚くなるといった感じで重厚感が出ます。
少しカメラを引いて、家の全体像を写してみました。
前回もいいましたが、姿かたちは変わっていないので「ゴジラ」から「メカゴジラ」になった印象。
スレート葺の屋根でやんわりとしたイメージでしたが、ガルバリウム鋼板となったことでシャキーンッとして金属的な屋根に変化。さらに随所の厚みが増したので、屋根全体が頑丈になったような感じです。
ただカバーによって屋根重量が重くなっているので、自信が怖いですね。
屋根重量が増すと風(暴風)には強くなるようで台風による心配は減りますが、地震が起こるとボリュームトップになるので揺れやすくなってしまうのが欠点です。
したがって屋根カバー工法を行うときは、くれぐれも築年数よる耐震強度などをしっかりと把握されたうえ施工されることをおすすめします。
ということで、今回の作業はこれにて終了。
ついに屋根全体にガルバリウム鋼板が張り巡らされ、見えていた材木がすべて隠されました。
私など素人は、雨が降るととにかく「材木が濡れること」を恐れます。
正確な情報では材木は濡れる前提で施工されており、なぜなら屋根内ではどうしても結露が起こるから。したがって屋根の通気性を確保するために、雨水が侵入して当然のような構造となっています。
なので材木が雨で濡れてしまうことは、あまり怖がらなくても大丈夫です。
あと私が不安として残っているのが「滝のような雨水落下」。
前回でもお話ししたようにこの度の豪雨で屋根を流れる雨水の様子がよくわかりましたが、同時にうまく雨樋に入らない屋根部分も発見しました。
この屋根コーナー部分を写してみるとこんな感じ。
今回の作業でどのように変化したのか定かではありませんが、なんとなく手が加えられているようにも。
ただこの工事の責任者のかたに話を聞いてみたら「最終工程できちんと施工するので大丈夫」といっていたので、このあとさらに変化がみられることでしょう。
この問題部分についても、今後詳しくレポートしていきます。
今回の感想
1階屋根カバー工法で、ガルバリウム鋼板がすべてに貼られるという体験をした感想はつぎの通り。
- 木材が見えなくなったので雨による不安を感じなくなった。
- 滝のように流れ落ちる部分が気になる。
まったくの素人考えですけど、やはり木材が見えなくなると不安も解消されます。
ただ私の場合は屋根リフォーム中の雨ということで、天候が良ければ気がつかなかった雨水の異常な落ち方も豪雨のおかげで発見することができました。不幸中の幸いだったのかもしれません。
ただ単に施工途中ということであれば問題ありませんが、これがもし正しい施工完成後の異常事態ということであればかなり問題。今後どのように修復されるのかしっかりと見ていこうと思います。
5月26日に始めの一歩「仮設足場の設置」が行われてから、今日で45日間が経過しました。
当初の予定では1ヵ月ちょっとの施工期間と思われていましたが、実際に工事が始まってみると天候をはじめ様々な理由でどうしても長引いてしまうものです。
施工期間が長引くことを私は全く気にしていませんが、もしこれから屋根カバー工法や外壁塗装を行う予定があれば「施工期間が長引くこと前提」で考えておいた方がいいと思います。
今後もしっかりとレビューしていくので、ぜひお楽しみに!
つぎは「1階屋根カバー工法完成!」です。
こちら。